愛すべき世界

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さえ鳥 11月号

こんにちは。


さえ鳥の最新号を読むために、イアハーツ買ってます。

ihr HertZ(イァハーツ) 2018年 11 月号

ihr HertZ(イァハーツ) 2018年 11 月号

11月号、ドキドキしすぎでした。


矢代と百目鬼の関係が、

上司と部下から、一人の男と男になっている瞬間があって、ドキドキしました。


矢代のセリフからも、百目鬼の言動からも。


矢代が、「妹はよかったな、おまえがいて」とふと本音をもらします。

それは、誰も助けを求められず、一人で状況を受け入れるしかなかった自分とは違って、という意味も含まれてると思うのですが、

百目鬼はそこまで、察することはできてなくて、それが読者からすると痛い。


矢代はこれまで笑い飛ばしていた自分の過去というものに、いまもう一度向き合わざるを得なくなったようです。

それを開けたのは、百目鬼との愛のある行為だったのですが。。



でもこのシーンは、険悪な雰囲気の前回からは一転して、ほっと笑みがこぼれるような二人の会話があり、嬉しさこみあげます。

でも、束の間の幸福な時間、矢代は、これから果たすある目的のために、百目鬼銃口を向け足を負傷させます。もしくは、何があってもついてくる百目鬼を自分から離れさせるために。


突然銃で撃たれて驚く百目鬼でしたが、

あなたのために使うと決めた命です、と、矢代に命を差し出すような告白をします。

なんて強い思いなんでしょう!!

そのあと、額に銃をつきつけ、もう一発大きな銃声が鳴り響きますが、

おそらく、矢代は、殺すようなことはしないでしょう。


果たして、ふたりのこれからは、

妄想するだけで胸が熱くなります。


どこまで矢代は百目鬼にひどくし続けるのか、

百目鬼はどこまで矢代についていくのか、


矢代が、百目鬼への思いを認めざるを得ない、と自覚するのを見れる日が、楽しみです。


なにも必要ない、だれもあいさない、と決めて生きてきた彼が、誰かを必要とし、信じて、生きる日が来ることを。。