さえ鳥 11月号
こんにちは。
さえ鳥の最新号を読むために、イアハーツ買ってます。
- 作者: ヨネダコウ,みちのくアタミ,四宮和,ハル,ちしゃの実,斉川,英数字,関口かんこ,晴屋うまこ,山本小鉄子,中川カネ子,秋雨るい,ツノナツメ,島あさひ,湯煎温子,ふたつへんじ,稲荷家房之介
- 出版社/メーカー: 大洋図書
- 発売日: 2018/09/29
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る
11月号、ドキドキしすぎでした。
矢代と百目鬼の関係が、
上司と部下から、一人の男と男になっている瞬間があって、ドキドキしました。
矢代のセリフからも、百目鬼の言動からも。
矢代が、「妹はよかったな、おまえがいて」とふと本音をもらします。
それは、誰も助けを求められず、一人で状況を受け入れるしかなかった自分とは違って、という意味も含まれてると思うのですが、
百目鬼はそこまで、察することはできてなくて、それが読者からすると痛い。
矢代はこれまで笑い飛ばしていた自分の過去というものに、いまもう一度向き合わざるを得なくなったようです。
それを開けたのは、百目鬼との愛のある行為だったのですが。。
でもこのシーンは、険悪な雰囲気の前回からは一転して、ほっと笑みがこぼれるような二人の会話があり、嬉しさこみあげます。
でも、束の間の幸福な時間、矢代は、これから果たすある目的のために、百目鬼に銃口を向け足を負傷させます。もしくは、何があってもついてくる百目鬼を自分から離れさせるために。
突然銃で撃たれて驚く百目鬼でしたが、
あなたのために使うと決めた命です、と、矢代に命を差し出すような告白をします。
なんて強い思いなんでしょう!!
そのあと、額に銃をつきつけ、もう一発大きな銃声が鳴り響きますが、
おそらく、矢代は、殺すようなことはしないでしょう。
果たして、ふたりのこれからは、
妄想するだけで胸が熱くなります。
どこまで矢代は百目鬼にひどくし続けるのか、
百目鬼はどこまで矢代についていくのか、
矢代が、百目鬼への思いを認めざるを得ない、と自覚するのを見れる日が、楽しみです。
なにも必要ない、だれもあいさない、と決めて生きてきた彼が、誰かを必要とし、信じて、生きる日が来ることを。。